インタビュー:廣中龍蔵さん(株式会社ドッツ代表取締役)

今回取材を受けてくださったのは、株式会社ドッツの社長であり、Meet to Leadのメンバーである廣中龍馬の父親である廣中龍蔵さんです。廣中さんの今までの経歴は銀行員→ネットイヤーグループ→独立起業となっています。

それでは早速質問を始めて行きましょう。

まず、なぜ銀行員からネットイヤーグループというベンチャーに転職しようと思ったのでしょうか?

きっかけはインターネットです。インターネットが現れたことで私たちの生活は180°一変して、これはインターネットの時代が来るなと感じたので転職しました。

前の仕事にもやりがいはあったのですが、僕はそれ以上にインターネットというものにワクワクしていたので思いは変わりませんでした。

ネットイヤーグループの後、起業して「ドッツ」という会社を作られていますが、は具体的にどんなことをしているんですか?

一言で言えばコンサルタントですね。京都のホテルのブランディングの支援だったり、JR東日本などと新たな交通事業を始めたりなどと幅広く活動しています。

ドッツの名前の由来は何ですか?

ドッツはdot(点)の複数形です。点の一つ一つ(自分や会社のメンバー、お客さんなど)が集まって何かが生まれるといいなと思ってつけた名前です。

今のビジネス(ドッツ)において大事にしていることは何ですか?

とにかくお客さんの会社を好きになるということです。お客さんの会社を好きになればなるほど一緒のチームとしてもっと会社を良くしていこうと思えるので。相手を知る、相手の立場になって考える、というのが基本だと思います。

インターネットを使う上で中高生にはどうあって欲しいですか?

みんな知ってる通り、今はインターネットを使って調べればある程度の答えは出ちゃうんです。だからこそそれに頼るだけではなく自分で考えて議論したりして知識を深めることが大事だと思います。考えるクセをつけて欲しいと思いますね。

私たち中高生はどうしたら社会に貢献することが出来るでしょうか?

まずは当事者意識を持って物事に取り組むことが大事だと思います。日本人は基本的に日本という国のことを信用していると思うんです。でも、今ニュースで見る香港のデモなどは、学生たちが国を信用出来ていないから起きています。

日本人には想像するのが難しいかも知れないけど、当事者の気持ちを考えてみることが大事だと思います。そうすることによって、今までは見えていなかった社会課題などが見えるようになると思います。

中高生へのアドバイスはありますか?

とにかく沢山本を読むことですね。ジャンルには囚われず、とにかく沢山。自分の意見だけには囚われず、時には違う意見も取り入れれてみることが大事です。

まとめ

僕(小池)は廣中さんのようにインターネットが出てきて間もない時から、可能性やワクワクを信じて安定した銀行員を辞めるような勇気を持てるようになりたいと思いました。将来自分が安定した職業に就いたとしても、その後もっとやりたいものができた時に、迷わず自分の心にしたがって動きたいと思います。

おすすめ図書として、廣中さんには、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を紹介して頂きました。廣中さん、ありがとうございました!

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