インタビュー:レイチェル・チャンさん(ラジオパーソナリティ)

今回はラジオ局J-WAVEのナビゲーターとしてお馴染みのレイチェル・チャンさんに取材をしてきました。ご存知の方も多いと思いますが、レイチェルさんはJ-WAVEのナビゲーターとして十年以上活動する傍ら、テレビや雑誌など多方面でご活躍されています。それでは早速取材に移ります

なぜナビゲーターという仕事に就いたのですか?

元々私はTV局のアナウンサーでした。その時はコンテンツを見せる時「それでは映像をご覧ください。」と映像に頼れた部分が多かったのですが、ラジオは見えない分、言葉で表現しなくてはいけない。それがとても面白そうだったのでこの仕事をやろうと思いました。

この仕事のやりがいは何ですか?

11年間ナビゲーターをやっていて、直接お会いすることはできないけど、ラジオを聞いてくれている方々からの反響を聞くと、やっていて良かったなと思います。顔は見えないけれども、沢山の方々と繋がれるのは嬉しいです。

今までの仕事で一番心に残っているものは?

今までたくさん楽しい体験をしたので、どれか一つ決めるのは難しいですが、強いて言えば9時間の生放送特番でしょうか。とても緊張したけど、終わった後の達成感や疲労感が凄かったです。

僕たち中高生も使うSNSに関して、情報を発信するという立場からアドバイスはありますか?

SNSって発信が気軽で、自分の身の回りに起きたこと全てをネタにできるじゃないですか。最近不幸な事件がよく起きているけど、そういうネガティヴなニュースが流れている時は、自分はあえてポジティヴな発信をすることもできるはずです。そうすることがネットを上手に使うことに繋がるし、あえてポジティヴなことを発信し続けることで、ブレない自分軸も持てると思います。

Room to Readを知ったきっかけはなんですか?

随分前にRoom to Readの創設者であるジョン・ウッドの来日時の講演を聞く機会があって、それがきっかけでRoom to Readに興味を持ちました。日本では、いい会社に入って結婚して子どもができて…というパターンが幸せ、みたいな幸せの形が決まっていると思います。でも、本当の心の幸せって人それぞれ違うと思います。だから、困っている人を助けつつ、自分も幸せになるジョンの姿に感動して、自分もラジオを通して同じ事をしていきたいなと思いました。

レイチェルさんは帰国子女で英語もご堪能ですが、英語の勉強ってどんな風にやればいいですか?

例えば、日本に住んでいて、日本語も堪能な外国人と日本語で話すとき、意外と砕けた言葉を使うじゃないですか。彼らはそういう言葉を、日本の漫画やアニメ、ドラマからも学んだりしたと思うんです。だから、英語を学ぶ時も同様に、学校で学ぶものだけではなくて、海外の映画やドラマを日本語字幕付きで見たりすると、より実践的な英語を学べると思います。あと、学校で学んだ単語や表現なども、“これは実生活ではどうやって使われているんだろう”と、自分で調べてみると良いですね。

これからしたいことはありますか?

人は嬉しくなったり、つまずいたり、いろんな経験をすると思います。その中で、自分なりの幸せを掴める手助けができるような本を書きたいと思っています。

おすすめの本と影響を受けた言葉は?

エイブラハム・ヒックスの「Law of Attraction」です。原書も比較的読みやすい英語なので、ぜひ原書にトライしてみてください。あと、好きな言葉は「Follow Your Passion」です。自分のやりたい事、情熱を持てることを大切にして欲しいです。

中高生にメッセージはありますか?

勉強とか部活とか色々忙しいと思うけど、毎日一回は自分が本当に好きな事をやって欲しい。本当に自分が興味のある、好きなことができれば、それ以外のちょっと面倒なことも頑張れると思います。学校や家族に言われてやる事だけじゃなくて、自分のやりたい事に時間を使ってください。

まとめ

僕は今までRoom to Readのチャリティに関して、何かにチャレンジして、集まった金額を寄付して貢献する、としか思っていませんでした。でも、レイチェルさんのように、自分の仕事を通して色々な形で社会貢献している人たちもいる、ということを知りました。将来自分が社会に出た後、今までのような形のチャリティだけでなく、仕事を通しても人の役に立ちたいと感じました。また、自分の軸を持つ事が、自分なりの幸せに繋がるので、固定観念に囚われずに、自分の好きな事、やりたい事を見つけたいと思います。

レイチェルさん今回はありがとうございました!

このプロジェクトは記事を読んで支援してくださる方のおかげで成り立っています。僕たちの活動を支援してくださる方は、こちらからご寄付をお願い致します!
https://give.roomtoread.org/team/267717

寄付して頂いたお金は全額、NPO法人「Room to Read」に寄付されます

この記事を書いた人